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仏さまと仏事

「仏さま」はあなたのすべてを認め、大きな器で私たちに寄り添い、救ってくださる存在です。

ただ、「仏事」となるとまったく別になってしまうことがあります。「あれはダメ」「これもダメ」「バチが当たる」「そんなの迷信だ」などと、伝統や慣習、さらには迷信も入り交じってがんじがらめ…

さらに追い打ちをかけるように、例えば、悲しみのどん底のお葬式やご法事の場で、それぞれの家族や親戚、仕事先などから、そのやり方について「あーでもない、こーでもない」と苦言を呈されて、悲しむ間もなかった…

そういう話を聞く度に、仏事とはいったい誰のために、何のためにやるのかと疑問に思うこともあります。

仏教の開祖・お釈迦さまは、人の悩みが千人千通りであることを見抜き、その人の性格や経験、悩みの深さに応じて教えを説かれました。

正解や「べき」はひとつではないのです。

1度しかない人生をよりよく生き、よりよくしめくくりたい・大切な人を亡くされた方が安心して仏事にのぞんでいただけるよう、そして仏事を「やらなきゃいけないもの」から「やりたいもの」に思えたら素敵ですね。

「今どきの仏事」一部引用